東アジアの伝統医学の標準化と国際化と漢方
Working Group2
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ISO TC249のワーキンググループ2では、主に日中韓の伝統薬製剤、製品に関する国際標準(国際規格)を作っています。
ワーキンググループ2には、日本からは、国立の研究所や大学の漢方・生薬研究者、漢方・生薬業界の者が
エキスパートとして参加しています。日本の漢方製剤の品質は優秀と考えられており、この品質規格が影響を受けないよう
活動しています。日本からは、製品のパッケージのラベル表示項目、伝統薬製品の工業的製造方法条件についての
標準規格を提案して、すでに、国際標準になっています。
2018年4月19日現在で、作成された国際標準は、下記の通りです。
●ISO 19610:2017 ed.1- id.65462
https://www.iso.org/standard/65462.html
Traditional Chinese medicine -- General requirements for industrial manufacturing process of red ginseng (Panax ginseng C.A. Meyer)
紅参の工業的製造方法の標準規格です。
●ISO 21371:2018 ed.1- id.70793
https://www.iso.org/standard/70793.html
Traditional Chinese medicine -- Labelling requirements of products intended for oral or topical use
製品のパッケージのラベル表示項目の標準規格です(日本が提案して作成しました)
●ISO 19617:2018 ed.1- id.65504
https://www.iso.org/standard/65504.html
Traditional Chinese medicine -- General requirements for the manufacturing process of natural products
製品の工業的製造方法条件の標準規格です(日本が提案して作成しました)
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